郵便書簡(ミニレター)は普通の手紙より25円も安く手紙を送れる!
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郵便書簡(ミニレター)は普通の手紙より25円も安く手紙を送れる!

郵便や宅配

古くからあるのにあまり知られていない郵便書簡。

愛称のミニレターだってあまり知られていません。

小さな郵便局だと局員でさえ分かっていないことも多いのです。

しかし封筒と便箋と切手が一体になっているのに、一般的な定形郵便(封書)よりさらに安い郵便書簡(ミニレター)

ぜひ利用して郵送代を少しでも抑えましょう。

 

 

郵便書簡(ミニレター)とは?

郵便書簡(以下 愛称のミニレターと表記します)はコピー用紙程度の薄めの紙でできていて、表面は郵便はがきと同じく郵便番号を記入する枠と切手に相当する料額印面があらかじめ印刷されています。

広げると郵便はがきの約3倍の面積になり、当然ですがハガキの約3倍ほど通信文を書くことができます。

折りたたんで糊付けすれば封筒状になり(切手と同じく水をつければ貼ることができます)、ミニレターと合わせて重さ25g以内であれば写真や書類などを送ることができます。

料金は2024年10月からは85で通常はがきと同額、もっとも一般的に利用する定形郵便物(封筒に切手を貼って送る50g以内の封書)は110ですからミニレターは25円も安いことになります。

 

 

ミニレターの大きさと重さ

ミニレターの大きさは
広げた時、縦20.1cm・横27.7cm(のりしろ部分を含む)

封筒状にした時
縦16.5cm・横9.2cm

ミニレターの重さ 4~5g

 

ミニレターの重さを9gと表記しているサイトがありますが、何度か測ったところ4g以上5g以下が正解です。

 

 

ミニレターを使う上での注意点

ミニレターは25gを超える重さになった場合、定形外郵便物として扱われます。

ミニレターの重さが5gとすれば20gほどの紙片を入れて送ることができますが、これを超えちゃうと140円(追加で55円)になってしまいます。

ちなみに一般的な封書(定形郵便物)は2024年9月までは25gで84円でしたから、それほど神経質にならなくても大丈夫だとは思います。

あきらかに25gを超えるのであれば、定形郵便物として110円で送付するほうが安上がりです。
※2024年10月から定形郵便物の25g(84円)と50g(94円)の区分が一本化され、50gまでで110円となりました。

 

もし重さがちょっと微妙で心配ならば

 

このように一番端をカットしてしまいます。

カットして重さを測ってみると

1gだけ軽くなって3gとなります。

カットしても問題なく貼り付けられて封筒状になりますからご心配なく。

 

筆者はミニレターに直接文章を書くことはなく、いつも別のレター用紙に書いてミニレターに入れて送っています。

このような使い方の時も、カットして封筒状にするほうが手紙を入れやすいからおススメですよ。

 

それともう1点

ミニレターに同封できるものは紙片や写真などごく薄いものに限られています。

また1㎝を超えると定形外郵便物となり120円(追加で57円)となってしまいます。

棒状の物(ペンや鉛筆、印鑑など)などは送ることはできません。

多少の厚み(定形郵便物の規定である1cm以内)があっても送れていますが、ミニレターに関しては明確な厚みの規定は今はありません。

2024年10月からは重さが25g以下で厚さが1cm以下ならばそのまま送ることができるようになりました。

これまでは短いペンや印鑑などは送れませんでしたが、形状に関係なく1cm以内であれば大丈夫です!

 

ミニレターに入れられるもの・入れられないもの

ミニレターに入れられるものとして「写真やメモなどの薄いもの」と記載されていて、紙片状ではない「ペン、鍵、化粧品など」は送ることができないとなっています。

しかし筆者の経験ではキーホルダーやsimカードを入れて送ったことがありますが、問題なく届いています。
(いずれもチャック付き整理パックに入れていました)
また記念切符の購入の際に返送用として用いたことがありますが、問題なく我が家へ届いています。

ペンなど棒状のものは避けたほうがよいかもしれませんが、それ以外はほぼ84円の定形郵便物と同様だと考えても差支えはないと思われます

ミニレターに入れられるものとして「写真やメモなどの薄いもの」と記載されていて、紙片状ではない「ペン、鍵、化粧品など」は送ることができないとなっていましたが、形状は関係なくなり、重さが25g以内で、厚さが1cm以下ならば送ることができるようになりました。

 

 

ミニレターは郵便局で購入

今は郵便ハガキや切手類はコンビニで買うのが主流ですよね。
※昔はタバコ屋さんでよく買いましたが・・・

しかしミニレターは郵便局でしか買うことができません。

郵便局へ行く用事があるときに5~10枚程度購入してストックしておくほうが良いですね。

 

ミニレターは普通の封書と同じく補償などがない

ハガキや定形郵便物、定形外郵便物と同じく、ミニレターには郵便事故の際の補償はありません。

相手にきちんと届いたのかなど、気になる場合にはミニレターにオプションをつけることができます。

速達 プラス300円
特定記録 プラス210円
簡易書留 プラス350円 など

特定記録郵便は差し出したことが証明されて配達状況の確認ができる
書留で送るほど重要な書類ではないけど、郵便物を出したことが証明されて相手先に届いたことが分かれば良い。そんな時に利用したい郵便のオプションが特定記録郵便です。書留より料金が安く郵便追跡サービスで配達されたことも確認できます。

大事なチケットを送る際にミニレターを利用し、相手に届いたことが確認できる“特定記録”や最高で5万円まで補償される簡易書留といったオプションを利用すれば安心ですね。

元の値段が定形郵便より25円安いため、オプションを利用してもその分安く利用できます。

 

いかがでしたか?
あまり知られていないミニレターですが、紙片を1~2枚程度送るのならば普通の封筒に切手(定形郵便物)を貼って送るより25円も安く送ることができます。
さらに切手や封筒を別々に用意する手間も省けますから、ぜひミニレターをストックしておくことをおすすめします。

 

※記事内の金額は2024年10月改定の郵便料金です

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