中高生が大麻・麻薬・覚せい剤などの薬物に手を出さないために
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中高生が大麻・麻薬・覚せい剤などの薬物に手を出さないために

手を出さない!

中学生や高校生が危険な薬物の所持や使用で逮捕・補導される事件が報道されることがあります。こういった薬物と距離を取っている一般人からすると

“いったいどうやって入手しているのか?”

と不思議に思うほどです。

どういったきっかけで危険な薬物を使うようになってしまうのか。
どのようにして危険な薬物を入手しているのか。

の2点についてみていきたいと思います。

危険な薬物にハマるきっかけは?

筆者は今までに大麻や覚せい剤に近付くきっかけもありませんでしたので、危険な薬物とは無縁な生活を送ることができています。
しかしテレビでたまに流される警察官密着系の特番を見ていると、必ず大麻や覚せい剤の所持で逮捕されるというシーンを見ます。

一体その入り口はどこなんだろうと不思議に思うのですが、厚生労働省や警察庁がHPで公開している資料から少しは見えてくるのです。
ここでは平成25年2月に厚生労働省から出された

若年層向け薬物再乱用防止プログラム等に関する企画分析報告書   

を参考にして見ていきます。

きっかけは周りからの誘いと好奇心

これは本当によく言われることですが、危険な薬物に手を出すきっかけの大半は、周囲からの誘いと好奇心・興味本位によるものからです。
特に大麻(マリファナ)に関しては近年

「合法な国や地域がある」「依存性がない」「健康被害がない」「医療に用いられる」

といった情報から危険性がない安全な薬物だという認識が広がり、低年齢化と薬物乱用者の増加につながっています。

周囲からの誘い

仲間内からの誘いに負けてしまって危険な薬物に手を出してしまうというケースは本当に多いです。

「ちょっと吸ってみる?」

大麻の見た目はタバコと変わらないことと、断りづらいことからつい手を出してしまいがちです。
そのほかには

「使ってみなければ仲間外れにされる」
「使わないことが格好悪いように言われる」

といった理由から危険な薬物に手を出してしまうことも多いようです。

特に一度は断れても二度目になると断りにくいといったこともありますし、二度目には無理やり危険な薬物を使わせられることもあるでしょう。
そこで二度目に誘われる前に

ドラッグOKトーク
「警察に通報しない」「やめろといわない」「お説教しない」がモットー

全国の精神保健福祉センター一覧

・警察総合相談窓口 全国どこからでも#9110に電話

薬物乱用防止相談窓口一覧

全国地方厚生局 麻薬取締部

・各地域の保健所や警察署

などへぜひ相談してください。

好奇心と興味本位

先にも書きましたが大麻(マリファナ)に関しては

「合法な国や地域がある」「依存性がない」「健康被害がない」「医療に用いられる」

といった情報から手軽に手を伸ばしてみる人がいるようです。

これらの情報のうち「合法な国や地域がある」「医療に用いられる」ことはたしかです。ただ「依存性がない」とは言い切れず、大麻を使った時の感覚が忘れられずにのめり込んでいく人が多くいます。
「健康被害がない」というのは覚せい剤や危険ドラッグと比較した場合まだマシという程度であり、大麻に含まれる有害成分THC (テトラヒドロカンナビノール) は幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等をもたらします。厚生労働省 今、大麻が危ない!より)

それ以上に大麻を始めたことがきっかけで麻薬や覚せい剤に手を染めるケースも多く、危険な薬物への入り口(ゲートウェイドラッグ)である大麻はやはり避けるべきではないかと考えられます。

危険な薬物に走ってしまう子供って?

若年層向け薬物再乱用防止プログラム等に関する企画分析報告書に次のようなデータが記載されています。

日常の生活面と薬物使用との関連を表したグラフですが

「朝食をほとんど食べない」「一人で夕食を食べる」

の二点で薬物を経験したがある人と、したことのない人の割合で差が大きくなりました。
「夜更かしをする」の割合は2倍程度ですが、「朝食をほとんど食べない」「一人で夕食を食べる」の差は約4倍と約8倍ですから大きな差です。

危険な薬物に手を出してしまう子供の多くは、家族とのコミュニケーションが希薄なのも原因の一つではないでしょうか。

仕事の都合でなかなか子供と一緒に食事をとれないご家庭もあると思います。

せめて何でも子供と話ができる環境を幼いころから構築しておく必要があるのではないでしょうか。

簡単に危険な薬物は手に入ってしまう

恐ろしいことですが、大麻・麻薬・覚せい剤などの危険な薬物は簡単に手に入る時代になっています。

それぞれの危険薬物や取引形態ごとに隠語をもうけて、Twitter上でやり取りされているというのです。
ここではそれらの隠語は掲げませんが、Twitterでそれらの隠語を入力すると信じられないほど大量の売買に関するツイートが出てきます。Twitter上でそのままやり取りをするのではなく、別のメッセージアプリを使ってやり取りを行っているようです。

一般では検索できないダークサイト(闇サイト)を使用しての売買もあるようですし、一般人には考えられないほど簡単に入手出来てしまう環境が出来上がっているようです。

いずれにしても危険な薬物を売っているのは反社会的勢力ですし、それらと接点を持つという行為自体が危険ではないかと思います。

まとめ

かなり簡単にまとめて書きましたが、「どういったきっかけで危険な薬物を使うようになってしまうのか」「どのようにして危険な薬物を入手しているのか」の2点はある程度お分かりいただけたかと思います。
特に最近は高樹沙耶さんに代表されるように、「大麻は安全なのだからせめて医療用としては解禁してはどうか」といった声に押される形で、大麻から危険な薬物に入っていく人が増加しているように感じます。
現時点で日本では大麻の所持は認められていません。
そして危険な薬物への入り口(ゲートウェイドラッグ)として大麻が存在しているのも事実です。
大麻・麻薬・覚せい剤・危険ドラッグなど、想像以上にこれらの物質はすぐ近くにまで迫ってきています。
そんな危険に蝕まれないように!

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