保存・作成したA3やB4サイズの用紙を安く印刷する方法

保存・作成したA3やB4サイズの用紙を安く印刷する方法

雑学

一般的にご家庭にあるプリンターは最大A4サイズ対応のものが多いのですが、学校や学習塾などが使用する用紙の多くはA4サイズの倍の大きさであるA3か、ノートでよく用いられるB5の倍のB4サイズがほとんどです。

スマホを使ってA3やB4サイズの用紙をスキャンして保存していたとしても、いざ印刷するときにはご自宅のプリンターでは印刷できない!ということになります。

だからといって最大A3サイズまで印刷できるプリンターの購入を考えた場合、価格もさることながらその大きさと重さから設置場所に困ることになりかねません。

そこで新たにプリンターを購入することなく、できるだけ安価にA3やB4サイズの用紙を印刷する方法を見ていきましょう。

 

 

学校や学習塾はA3やB4サイズの用紙を使うことが多い

企業など勤務先で配布される書類はA4が多いように思いますが、学校や学習塾で配布されるプリント類は試験の答案用紙や解答用紙を含めてA3またはB4サイズが圧倒的に多いです。

配布されたプリント類は提出するものも含めて、コピーしてPCやスマホまたはクラウドサービス(Googleドライブ、iCloud、One Driveなど)に保管しておけばかさばって邪魔になることもないし、タイトル等できちんと整理しておけばいつでもすぐに閲覧できて便利ですね。

 

 

ところがA3サイズやB4サイズで保存・作成した書類を印刷しようとなると、一般のご家庭にあるプリンターでは最大A4サイズまで対応が大半ですから、そのままのサイズで印刷することができません。

A4などに縮小しても問題なければよいのですが、たとえばお受験のために過去問を解く際には実際の試験で用いられる用紙サイズにしておかないと、試験の本番でも小さな文字で書き込んでしまうクセがついて良くないとも言います。

また提出する書類を書き損じた場合の予備の用紙とする場合、やはり元の大きさと同じでなければ不都合なこともあります。

 

 

分割して印刷する

プリンターによっては分割印刷に対応しており、この機能を使えば簡易的ではありますが元のサイズと同じコピーが手に入ります。

A3やB4サイズの用紙を半分ずつ印刷する機能で、A3ならば半分ずつA4用紙に印刷、B4ならば半分ずつB5用紙に印刷し、それぞれの用紙をセロハンテープで貼り付けて簡易的に元のA3やB4サイズにするわけです。

 

かなりアナログな方法ではありますが、ご家庭のプリンターの大半がA4対応だということを考えると、最も手軽に安く印刷する方法となります。

ただしどこかへ提出する用紙としては使えないですが。

 

分割で印刷してコンビニで元のサイズに印刷する

分割で印刷してセロハンテープで貼り付けるのではなく、分割で印刷した用紙をコンビニのマルチコピー機でコピーしてしまいます。

元のサイズはA3用紙で分割印刷でA42枚に分けられているわけですが、この分けられた用紙を並べてコンビニのマルチコピー機でコピーすれば、元のA3サイズの用紙になりますよね。

この方法の良いところは、一度も縮小印刷していないために特に文字については劣化はほとんど見られないことです。

それにA3サイズでもモノクロならば10円で印刷できますし、コスパも相当良い印刷方法です。

 

 

縮小印刷後に拡大印刷

分割印刷に対応していないプリンターだったり操作がよく分からない方の場合、A3やB4サイズをA4サイズに縮小印刷し、縮小印刷したものをコンビニのマルチコピー機で拡大印刷して元の用紙サイズに戻すというものです。

一旦縮小印刷して拡大して元に戻すため、画像の劣化は避けられません。

しかし文字に関しては、モノクロの場合だと注意して見ないと意外にバレなかったりします。
※元の文字が大き目ならばなお良し

ちなみに縮小倍率率と拡大倍率ですが

A3→A4 71%(機種によっては70%)
B4→A4 82%(機種によっては81%)

A4→A3 141%
A4→B4 122%

けっこう使える方法ですので覚えておいて損はしないと思いますよ。

 

 

コンビニで印刷するならばUSBメモリーやSDカードにコピー

ご自宅のプリンターで縮小して印刷するくらいならば、USBメモリーやSDカードにデータをコピーしてコンビニで印刷するほうが断然きれい!

一度印刷したものをもう一度印刷すると、どうしても鮮明さは失われます。

ましてや縮小・拡大での印刷を行ったものはどうしてもキレイな状態ではありません。

そしてコンビニのマルチコピー機はレーザープリンターですから、ご家庭のインクジェットプリンターよりも文字がはるかに鮮明でキレイです。

 

スマホとWi-Fiで接続

コンビニのマルチコピー機とスマホやタブレットをWi-Fiで接続することで、スマホやタブレット内のデータを印刷することもできます。

わざわざUSBメモリーやSDカードにコピーしなくて済む分、手軽さはこちらの方がさらに一段上ですね。

ただし各コンビニごとのアプリをインストールしなければならないので、できれば同じコンビニチェーン店を利用するようにしたほうが良いかもしれないですね。

 

ネットプリント

パソコンやスマホで印刷したいデータをアップロードし、その際に予約番号が表示されるのでメモしておき、コンビニのマルチコピー機で予約番号を入力して印刷する。

これも慣れてしまえば本当に便利で、わざわざプリンターを購入する必要はないと思わせるほどのサービスです。
またクラウドサービス(Googleドライブ、iCloud、One Driveなど)に保存したデータも、スマホにアプリをインストールした上でネットプリントで印刷することができます。

ただし少しだけネットプリントのほうが料金が高いのですが、便利さを考えると安いと筆者は思います。

 

 

コピー料金(セブンイレブンの場合)
白黒B5/A4/B4/A3サイズ1枚 10円
カラーB5/A4/B4サイズ1枚 50円
A3サイズ1枚 80円
ネットプリント料金(セブンイレブンの場合)
白黒B5/A4/B4/A3/はがきサイズ1枚 20円
カラーB5/A4/B4/はがきサイズ1枚 60円
A3サイズ1枚 100円
Lサイズ1枚 40円

 

 

コンビニでコピーするほうがコスパが良い

今ご家庭にA4プリンターがある場合、わざわざA3プリンターを購入するよりもコンビニのコピー機を使うほうがコスパが良いのではないかと思います。

 

A3プリンターは30000円前後で購入できますが、白黒のA3をコンビニでコピーする場合10円です。

もしもカラーでA3サイズをコピーした場合でも80円ですし、ネットプリントでカラーのA3をコピーしても1枚100円です。

ネットプリントばかり利用し、すべてでカラーのA3サイズばかりコピーしたとしても300枚以上でようやく元が取れる計算になります。

さらに用紙代やインク代などを考えるとさらにコストアップしますから、わざわざA3プリンターに買い替えるのはコスパがあまり良くないと言えますよね。

それならばプリンターはそのままA4で、A3対応のスキャナーを導入するほうがキレイにスキャンして保存できるメリットがありますよ。

そしてコンビニでプリントすれば提出する書類としても恥ずかしくないきれいなものに。

 

 

 

ご紹介したハンディスキャナはコンパクトながらA3サイズのスキャナが可能。
価格もA3プリンターと比べるとかなり安価ですしね。

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