自動車を所有していれば自動車税や軽自動車税、持ち家ならば固定資産税や都市計画税を納めなくてはなりませんし、住民税も源泉徴収されていなければ自分で納める必要があります。
税金以外にも電気・水道・ガス・電話などの料金の支払いもあります。
これらの支払いには口座振替を利用している方も多いとは思いますが、納付書が送られてきて銀行や郵便局のほかコンビニで現金で支払う方も多いですよね。
公共料金の多くはクレジットカードでの支払いが可能ですが、税金に関してはあまり認められていません。
でもnanacoを使えば間接的ではありますが、クレジットカードのポイントをもらうことができます。
いつも税金や公共料金をコンビニで現金払いしているのならば、nanacoでの支払いに変えるだけでOKです。
nanacoを使って税金を納める
サラリーマンの方が税金を自分で納める場面と言えば自動車税や固定資産税といった地方税ですね。所得税や住民税は源泉徴収されていますし、他の税金を自分で納める場面はほとんどありません。
しいていえば消費税は買い物のたびに納めていますが・・・
地方税の場合はバーコード付きの納付書が郵送されてきますので、その用紙を持ってコンビニに持ち込めば支払いができます。
ただしコンビニでは納付書などによる支払い(収納代行)の場合にはクレジットカードは使用できません。
自治体によっては自治体が用意した専用のサイトを使ってクレジットカードによる税金の支払いができますし、所得税を含む国税も同様な方法でクレジットカードによる支払いができるようにはなっています。
ただし決済手数料が別途必要ですので、いくらクレジットカード払いならばポイントが付くといっても決済手数料以上のポイントをもらうことはまず不可能。つまり損をしてしまうのです。
そこでおすすめなのがセブンイレブンでnanacoによる税金の支払いです。
nanacoへのチャージでクレジットカードのポイントをもらう
nanacoにクレジットカードでチャージを行い、nanacoで税金を支払う。
たったこれだけのことでクレジットカード利用分のポイントが貯まるのです。
(ただしnanaco使用によるポイントは貯まりません)
気をつけたいことと言えば、クレジットカードによってはチャージはできるもののポイントが付かないものが増えていることです。
nanacoにクレジットカードでチャージしてもポイントが付かないのであれば、現金で支払うほうが手間が少なくていいですからね。
すべての国税はnanacoで支払えますよ!
所得税など国税の場合は金融機関での支払い用の納付書が手渡されますが、この納付書にはバーコードが付いておらずコンビニでの支払いには利用できません。
そこで住所地を管轄する税務署でバーコード付きの納付書に替えてもらう必要があります。
窓口へ行って「コンビニで支払いたいのですが」といえばすぐに発行してもらえます。
国税でコンビニ支払いができる税金の種類は
確定した税額について納税者から納付書の発行依頼があった場合(全税目)
となっていますので、贈与税や相続税など全ての国税がその対象になっています。
コンビニで支払える税金
コンビニでの収納代行は一度に30万円以下となっています。
固定資産税、市町村税、都道府県民税などは数回に分けて納められるので総額30万円を超えていてもコンビニで支払えます。
国税の場合は、コンビニで支払うので複数枚に分けてほしいといえば応じてもらえます。総額が50万円ならば、10万ずつ5枚に分けて納付書を発行してほしいとお願いしてみましょう。
(できれば税務署が空いているときに)
コンビニ払いができる主な税金は次の通りです。
固定資産税・都市計画税
自動車税・軽自動車税
住民税(普通徴収の場合)
国民健康保険
国民年金
所得税などの国税
国民健康保険や国民年金は元々クレジットカード収納に対応していますので、わざわざnanacoで使う必要はありません。定期的に支払うものですし、こちらはクレジット決済の手続きをしておきましょう。
※国民健康保険は自治体によってクレジットカード収納に対応していないケースもありますので、その場合はnanacoでの支払いを。
nanacoを手に入れよう
スマホにnanacoアプリ(nanacoモバイル)をダウンロードして使うのが簡単で良いですよ。
ただしnanacoモバイルは新規入会から4日後の朝6時以降にならないとクレジットカードの登録ができません。
さらにチャージするクレジットカードの登録には24時間かかるので要注意です。
ちなみにnanacoカードは300円の発行手数料が必要です。キャンペーンをやっていれば無料で手に入ることもありますが、家にいてもすぐに無料で手に入るnanacoアプリのほうが便利ですね、タダですし。
ただしnanacoモバイルはandroidのおサイフケータイ機能搭載機種だけですから、iPhoneでは利用できません。300円を支払ってセブンイレブン・イトーヨーカドー・デニーズ・西武又はそごうの食品ギフトサロンや商品券売場でnanacoカードを手に入れることになります。
他には
・クレジットカードのセブンカードプラスに付帯
・スピードパスプラスnanacoをエッソ・モービル・ゼネラルの各ガソリンスタンドで発行(300円必要です)
・ANA QUICPay + nanaco(ANA+JCBカードへの入会)
といった方法でnanacoを手に入れることになります。
nanacoへのチャージでポイントが付与されるクレジットカード
nanacoへクレジットカードによるチャージでポイントが付与されなければ、nanacoを使って税金などを支払う意味がなくなってしまいます。
現在nanacoへのチャージでポイントが付与されるクレジットカードには次のようなものがあります。
・リクルートカード(月3万円のチャージまで1.2%、それ以上はポイント付与無し)
・Yahoo! JAPANカード(0.5%)
・セブンカード・プラス(0.5%)
・ファミマTカード(0.5%)
・JMBローソンPontaカードVisa(0.5%)
・セディナ・OMCカード(0.5%)
セブンイレブンで支払う
nanacoが使えるコンビニはセブンイレブンですので、セブンイレブンのレジへ払込票を出して
「nanacoで支払います!」
と言えばOKです。
筆者は何度か経験したのですが、店員によっては払込票による支払いは現金のみだと思われている方がいるようで
「nanacoでは支払いはできません、現金支払いだけですよ」
と言われることがありますが、税金や公共料金はnanacoで支払えますので
「nanacoで支払えますよ」
と店員さんにやさしく教えてあげてください。
同じ金額を支払うのならば少しでもお得に
税金や社会保険料などは必ず支払わなければならない費用です。
同じ支払うならば少しでもお得になるように支払う、これは当然のことだといえますよね。
nanacoを使ってセブンイレブンで支払うだけでクレジットカードのポイントが貯まるのですから、ぜひ実行してお得生活を送りましょう。