Suica、ICOCA、PASMO、PiTaPaを紛失した場合の再発行の方法
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Suica、ICOCA、PASMO、PiTaPaを紛失した場合の再発行の方法

交通系ICカード

SuicaやICOCA、PASMOなど交通系ICカード対応の自動改札がかなり普及しており、これらのカードが使用できる駅を利用している方の大半は、交通系ICカードを利用して鉄道を利用していることでしょう。

磁気定期券(紙の定期券と呼ぶ人もいるようです)にもメリットはあるのですが、鉄道事業者の中には磁気定期券の取り扱いを徐々に縮小している動きもみられ、早晩のうちに鉄道の利用は交通系ICカードを自動改札にかざして利用するのが当たり前の時代がやってくるようです。

交通系ICカードに定期券を載せるメリットの一つに、紛失時の取り扱いがあります。

磁気定期券では紛失すれば買い直さなければいけなかったのが、交通系ICカードに載せた定期券の場合は再発行が可能となっています。

今回は交通系ICカードを紛失した場合の再発行について見ていきます。

 

 

無記名の交通系ICカードは再発行できない

SuicaやPASMOは購入時に記名式と無記名式が選べますが、ICOCAは原則無記名です。

ただし定期券を載せれば必ず記名式となりしますし、ICOCAもSMART ICOCAは記名式です。

記名式の交通系ICカードは氏名・性別・電話番号などが登録されますが、この登録情報に基づいて再発行されます。

つまり、無記名式の交通系ICカードを紛失した場合には再発行の対象外となります。

SuicaやPASMOは券売機で購入時にも情報を登録することで記名式が購入でき、紛失時には再発行の対象となりますが、ICOCAは定期券を載せたり、SmartICOCAを購入しなければ無記名式となるので、紛失時には再発行されません。

 

 

まずは利用停止の処置→再発行

オートチャージなどの便利な機能も搭載されている交通系ICカードですが、紛失時にはそれが仇となってあちこちで使用される恐れが出てきます。

そこでまずは利用停止の処置を行う必要があります。

 

カードタイプ

一般的なカードタイプの交通系ICカード(定期券を載せているものも含む)の場合は、まずは最寄りの駅へ申し出てください。

SuicaはJR東日本の駅などSuica発行社局へ、PASMOはPASMOエリアの駅へ、ICOCAならばJR西日本やICOCA定期券を発行する鉄道事業者の駅へ申し出ます。

利用停止を申し出た時点で当該カードは利用できなくなり、その時点でのチャージ残額が再発行時に返ってきます。

利用停止を申し出るまでに使われた金額は補償されませんので、できるだけ早く利用停止の申し出を駅で行いましょう。

 

駅で利用停止の処置をしたあと、駅から「再発行登録票」などの書類が発行されます。

書類発行の翌日以降14日以内に定期券発行駅(みどりの窓口や定期券発売所など)で書類を提示の上再発行されます。

写真付きの身分証明書を忘れないように!

また新たなカードが発行されるためにデポジットの500円と発行手数料の520円、計1020円が必要です。

 

 

モバイル

SuicaやPASMOはスマートホンに入れて利用することも多いですね。

ICOCAもようやくスマホに対応し始めましたし。

 

モバイルでの利用停止手続き(再発行登録)は会員サイトで行います。

万が一会員サイトで操作ができない場合は、

モバイルSuicaサポートセンター・電話は0570-78-3049(年中無休 受付時間は10時~19時)

モバイルPASMOサポートセンター・電話は0570-011840(年中無休 受付時間は9時~18時)

モバイルICOCAサポートセンター・電話は0570-039-666(年中無休 受付時間は9時~18時)

なおモバイルSuica(iPhone)はApple Careに連絡の上「紛失したiPhoneのウォレットからSuicaを削除してほしい」と連絡してください。

 

紛失したスマホの交通系ICカードの情報を会員サイト経由でサーバーに預けることで、届け出以降の悪用を防ぐことができます。

なお定期券については、会員サイトで利用停止手続き完了後すぐに、別のスマホへ情報を入れることができます。

チャージされた金額(SF 電子マネー)については翌朝以降に受け取り操作を行ってください。

ただし、元のスマホがandroidの場合はandroidに、iPhoneの場合はiPhoneにのみ情報を入れることができます。(OSを変更することができない)

手数料は不要です。

 

特にモバイルでの利用の場合は会員サイトでの操作が便利で簡単ですが、

  • パスワードを忘れている
  • 登録したメールアドレスが分からない

といったことが多く、操作ができないという方も多いようですから注意しましょう。

 

 

PiTaPaはクレジットカードと同じ扱い

関西の各私鉄で主に発行されているPiTaPaですが、関西の私鉄ではICOCAがJR西日本の路線を含まない区間でも定期券発行が可能となったためにやや影が薄く感じますが、クレジットカートの利用と同じ感覚で使える(料金後払い)、つまりはチャージの必要がないことから便利なカードです。

ただしPiTaPaはあくまでクレジットカードと同じ扱いですから、紛失時には下記へ電話を。

0570-014-999 PiTaPaコールセンター紛失・盗難デスク(24時間年中無休)

 

また提携カードの紛失盗難時の連絡先へも別途連絡が必要です。

 

電話で紛失や盗難の届けをした時点で、当該カードは利用できなくなります。

カードにチャージしていた金額については、申し出のあった時点での金額が補償されます。

紛失や盗難から電話での申し出の間に第三者に利用された金額については補償されません。

 

PiTaPaの再発行

PiTaPaの再発行は可能です。

ただし再発行の手数料が必要で、ベーシックカードの場合は1100円、その他の提携カードはカードごとに再発行手数料が異なります。

 

PiTaPaに定期券を載せていた場合、PiTaPaコールセンター紛失・盗難デスクと提携カードの紛失盗難時の連絡先への電話連絡の後、定期券を発行した会社の定期券売り場で定期券を再発行します。

ただしこの場合の定期券は磁気定期券となります。(手数料は220円)

顔写真付きの公的証明書の提示が必要です。

PiTaPaの再発行には1~2週間ほどかかりますので、再発行後に磁気定期券をPiTaPaに乗せ換える必要があります。

 

PiTaPaコールセンター紛失・盗難デスクへ連絡した時点でPiTaPaに残っていたチャージした金額については、PiTaPaの引き落とし口座に振り込まれます。

 

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