メダカのフンは何色?メダカの体調や水質を表すフンの色と対処法

メダカ

屋内の水槽など透明の容器でメダカを飼われていると、メダカがフンを付けて泳ぐ様子をよく目にすると思います。

そのフンの色は何色ですか?

屋内で飼われているメダカの場合は、たいていは茶色っぽい色のフンを付けていると思いますが、黒っぽいフンだったり緑色に近いフン、たまに白っぽいフンや透明っぽいフンを付けていることもあります。

このメダカのフンの色がメダカ自身の体調を表していたり、水質の状況を表すバロメーターになっていたりしています。

今回はメダカのフンの色のチェックと必要な対策・対処法について見ていきましょう。

 

 

人間と同じでメダカもフンで体調チェック

よく便をセルフチェックすることでご自身の健康状態がわかると言われます。

においや形のほか色もチェックするように言われますが、これは人間だけではなくメダカについても同じことが言えます。

ただ水中ですのでメダカのフンのにおいは確認のしようがないので、形(太さ)や色でメダカの状態を確認することになります。

 

メダカも元気が良ければ太いフンをします。

そして与えているエサによってフンの色は変わってきます。

一般的にエサの色は赤茶色~茶色あたりが多く、その色のエサを食べたメダカのフンは同様に赤茶色~茶色のことが多くなります。

ただしグリーンウォーターやコケ類など緑色のものを食べたからといって、フンの色がきれいな緑色になることはありません。

人間と同じで胆汁の色が混じりますから、黒っぽい緑色のフンになります。

人間だって緑黄色野菜ばかり食べているからといって、便が青々とした色にならないのと同じです。

 

ただし細くて白いフンをしている時は要注意。

メダカの体調が悪化していたり水質が悪化しているなど、何らかの異変が生じているサインですから。

 

 

メダカの白いフンは異変のサイン

屋外飼育の場合は白いフンを見かけることは少ないと思いますが、屋内で水槽など透明の容器でメダカを飼っていると見かけることがあります。

この白いフンはメダカが消化不良を起こしているときに出すものです。

メダカは胃が無く消化器官は腸だけですので消化能力が低く、様々な要因で消化不良を起こしてしまいます。

  • ストレス
  • 水質の悪化
  • エサ

の三つが主な要因となります。

 

メダカが密集状態になっている

メダカは一匹につき1Lの水が必要と言われていますが、エアーの補給状態やフィルターの稼働状況によっても当然違ってきます。

ただ言えることは、できるだけ広々とした環境で泳がせてあげるとストレスをあまり感じなくなって、体調も良くなってきます。

小さな容器にたくさんのメダカを入れて飼っていると、どうしてもストレスから体調を崩してしまいます。

 

水流が強すぎる

メダカは泳ぐのがあまり得意な魚ではなく、水の流れのない穏やかな環境を好みます。

水槽で飼っているとフィルターを使用したりエアーを補給するなどするハズですが、あまりにも水流が強すぎるとストレスから体調を崩しやすくなったり、泳ぎ疲れて死んでしまうことも。

水流があまり起きないように注意してあげましょう。

水草を多めに入れることで水流を抑制することもできますよ。

 

水質の悪化

メダカが白いフンをする原因で最も多いのが水質悪化です。

  1. アンモニアや硝酸塩(亜硝酸塩)の濃度が高くなっている
  2. 容器の半分以上の水替えをしたり、フィルターの掃除をした
  3. 水槽を立ち上げて間がない

大別するとこの三つに分かれます。

 

水換え

アンモニアはメダカのフンや食べ残したエサのほか、枯れた水草やメダカなどの死骸から発生します。

またゾウリムシの培養液はかなりの異臭がしますが、あの異臭の元がアンモニアですので、ドボドボとゾウリムシと一緒に水槽内へ培養液を入れるとアンモニア濃度が高くなって、メダカが体調不良に陥るので中止ましょう。

硝酸塩はバクテリアの力でアンモニアを分解することで発生し、さらに硝酸塩を亜硝酸塩へとバクテリアが分解し、水草やコケ類が肥料として亜硝酸塩を吸収します。

アンモニアや硝酸塩(亜硝酸塩)の除去には水替えをすることです。

水槽の水の1/3以下を捨てて、カルキ抜きが済んだ水を入れることでアンモニアや硝酸塩の濃度を下げればメダカの体調も戻ってきますよ。

 

ただしメダカが白いフンだけではなく

  • 以前より痩せている
  • 水面を力なく泳いだり漂ったりしている

このような状態の場合はそのメダカを別の容器に入れて薬浴(水1Lに対して食塩5g)してください。

 

エサを減らす

水換えやフィルターの掃除のあとメダカが白いフンをすることがあります。

これは水槽内のバクテリアが減少したことで、アンモニアなどを分解する能力がかなり低下したために起こります。

しばらくの間はエサの量を減らすことでメダカのフンの量を減らし、少なくなったバクテリアでも分解できるようにしつつ、バクテリアが自然に増えてくることを待ちます。

たいていの場合はバクテリア剤に頼らなくても、徐々にメダカの体調も戻ってきます。

 

ただし水槽を立ち上げて間もない時や、大量の水を替えたときにメダカが白いフンをしている場合には、極端にバクテリアが少なすぎたり減少している可能性があります。

この場合には市販のバクテリア剤を使ってみるのも良いかもしれません。

 

 

エサが多すぎる・エサが古い

エサを与えすぎると胃のないメダカはすぐに消化不良を起こしますし、残ったエサがもとで水槽内のバクテリアでは処理できないほどのアンモニアが発生します。

また古いエサを与えることで消化不良を起こしやすくなります。

エサは少し足りないかなと思うくらいが適量です。

また封を開けてからの期間が長くなれば賞味期限内でもエサの劣化は避けられず、そのエサを食べたメダカの体調もどうしても悪くなります。

人間も腹八分目が最も健康に良いですし、多くの食品に開封前の賞味期限表示とともに開封後は早く食べるようにとの注意書きがあります。

人間もメダカもこの辺りは同じですね。

 

水温(気温)の差が激しい時のエサやり

例えば夏から秋へと気候が変わるとき、日中は夏と変わらないほど暑いけど夜はかなり涼しくなります。

こういう季節の変わり目に夏と同じ量のエサを与えてしまうと、メダカはすぐに体調を崩して白いフンをします。

屋外で飼っていればよくわかるのですが、夏と変わらないほど暑い秋の日中にメダカにエサを与えても、夏ほど必死にエサを食べることはありません。

季節の変わり目や、前日との気温差(水温差)が激しい日はエサの量を少なくします。

 

ただし屋内飼育でヒーターを使ってほぼ一定の水温をキープしているときは、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

元気よく泳いでいる様子が見られればふつうにエサを与えても大丈夫ですが、筆者はヒーターを入れていても少しエサの量を減らしています。

 

まとめ

メダカの白いフンは体調悪化のサイン。

水替えから日が経っていれば、まずは水替えをして水質を改善しましょう。

もしも水替えから数日とか、水槽を立ち上げてすぐの場合はバクテリアが少なすぎる状態です。

エサを通常の半分程度に抑えてバクテリアが増えることを待ちます。

待てない場合は市販のバクテリア剤を入れてみるのもよいでしょう。

エサの与えすぎでメダカが体調を悪化させていることもありますし、多くのメダカを入れていることでストレスを感じて体調悪化していることもあります。

メダカは比較的強い生き物ではありますが、さすがに体調を崩すような環境では長く生きてはいられません。

できるだけメダカにとって良い環境で飼育したいですね。

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