実録 無職でも賃貸に入居できた!実体験と不動産屋に聞いたコツ
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実録 無職でも賃貸に入居できた!実体験と不動産屋に聞いたコツ

住居

人にはそれぞれ事情があり、どうしても引越しをしなければいけないことだってあります。
役所や大きな企業である程度の年数以上働いておれば、賃貸住宅を借りるときなんて心配することはないでしょう。

でも世の中そのような人ばかりではなく、無職だったり母子・父子家庭だったり、アルバイトやパートで働いている人だって引越しせざるを得ないことがあります。

無職の人でも賃貸住宅を借りられるのか、私の実体験と不動産屋に聞いた実情をご紹介してまいります。

 

 

無職だった私でも賃貸住宅を借りられた

無職であっても家を借りることはできます。
家を貸す大家さんや管理会社は何を基準に賃貸の可否を決めるのか。
それはズバリ

この人に家を貸した場合 毎月きちんと家賃を払ってくれるのか

それしかありません。

一般的に無職の方やパート・アルバイトの方が家を借りるための条件としては、次のようなものが挙げられます

  • 親族名義で家を借りる
  • 預貯金審査をクリアする
  • 無職でも賃貸できる物件を選ぶ

親族名義で家を借りる方法は広く使われています。たとえば学生が家を借りる場合には、保護者名義で借りることが一般的ですね。無職だったりパートやアルバイト収入だけで不安定な方の場合、親に頼んで親名義で家を借りれば入居しやすくなります。
ただし管理会社や大家さんによっては、契約者と入居者が違う場合に難色を示すこともあります。この場合には親に連帯保証人になってもらい、印鑑証明書以外に収入証明書を添付することで管理会社や大家さんの信頼を得ることができれば、本人名義で賃貸住宅を借りることもできます。

 

預貯金資産をクリアして賃貸住宅を借りる方法ですが、今は仕事をしていないが預貯金があるので十分家賃を払っていけます、ということを預貯金の額で証明する方法です。
私が聞いたところでは、家賃の6か月分以上の預貯金があれば審査に通ることが一般的だが、最近は家賃の24か月分以上の預貯金がないとダメとする管理会社や大家が多くなっているそうです。

 

無職でも契約できる賃貸物件を選ぶことができれば、無職だろうとパート・アルバイトであっても関係なく入居できます。
例えばマンスリーマンションなどは、契約月数分の家賃を先に払い込めば入居できるので、無職だろうとアルバイトであろうと入居可能です。家具なども付帯していることが多く入居しやすいのですが、やや家賃が高めに設定されていることが多いです。
URの賃貸住宅は家賃を1年単位で先払いすることで、収入証明書の提出が不要になり、無職でも入居できるのです(家賃等の一時払い制度)。
また前払いすることで家賃の割引までされるのでお得ですよ。

 

 

お金はないけど預貯金審査をクリアさせよう

親に賃貸住宅の名義人になってもらったり、連帯保証人になってもらえれば家も借りやすいのですが、誰もが親に頼めるとは限りません。親と疎遠だったり仲が悪いといった親子も珍しくはありませんから。

そこで入居審査をクリアさせる方法として簡単なのが預貯金審査をクリアさせるものです。
でも貯金もあまりない・・・そういった方ももちろん多いはず。

まずは家賃ができるだけ安い物件をチョイスします。そしてその家賃の24倍の額を貯金して証明します。親がダメならば友達などに頭を下げて借りたり、場合によっては30日間金利手数料無料の消費者金融から借りるなどしてお金を用意します。

ふつうは通帳を見せて証明するのですが、それではお金を急いでかき集めたことが入金欄に現れてしまいます。ですので銀行で残高証明書を発行してもらいます。都市銀行では700円程度の手数料が必要ですが、楽天銀行やSBI住信ネット銀行などでは自分で印刷することで無料で残高証明書が手に入ります。

 

 

不動産屋を選ぶことが大事

不動産屋の中には「無職」と聞くだけで追い返そうとするところもあります。
またアリバイ会社といって、ある会社に所属しているように取り繕うサービスを勧める不動産屋もあります。
こういった不動産屋はこちらからすぐに退散し、別の不動産屋へ行ってみましょう。

賃貸物件を扱う大手の不動産屋(エイブルやアパマンショップなど)に行って追い返されたからといって、同じチェーン店を敬遠する必要はありません。フランチャイズ店といってエイブルやアパマンショップの名を被せて経営する会社も数多くあり、すぐ近くなのに同じチェーンの不動産屋がある場合、経営自体は別の不動産屋であることが多いのです。

また地元密着型の昔からある不動産屋を訪ねてみるのもいい手です。大手では出てこない掘り出し物件があったり、その不動産屋が大家さんと懇意にしていて融通を利かせてくれることもあります。

とにかく親身になって相談に乗ってくれる不動産屋を探してみましょう。

 

 

転居の理由はもっともらしいことを

不動産屋を訪れるとまずアンケート用紙や申込み用紙へ記入を求められます。そこには必ず書く欄があるはずです。

転居の理由

必ずもっともらしい理由を記入しましょう。

  • 今借りている賃貸住宅が更新時期を迎えたから
  • 次の就職先に近い場所へ移りたいから
  • 実家に近い場所へ移ろうと思った

くれぐれも「家賃を滞納して追い出されるから」なんて書かないように。

それとこの先もずっと無職のままなんて思わせないように。
いま職を探していますというアピールするほうが絶対に良いですよ。

不動産屋ではとにかく真面目に職も家も探しています、という態度を前面に出しましょう。やはり見た目って大事なのですよ。

 

 

月収の1/4が家賃の目安

家賃は月収の1/3以下が基準となりますが、アルバイトやパートで生計を立てている場合にはもう少し低め、月収の1/4程度の物件にします。
大家によっては正社員以外には貸さないという人もいるほど、安定収入がないことを気に掛けるものです。ですので収入の1/4以下の物件に狙いを定めます。

 

 

春先を避けて不動産屋へ行く

不動産屋がヒマそうにする時期を狙うのも効果があります。
年末から3月にかけては不動産需要がたいへん高まり、いくらでも来店客があるので無職などの人にかまっていられないのです。
また大家さんや管理会社にしてもそうで、いくらでも借り手が現れる時期にわざわざ無職の人に貸そうとは思わないものなのです。

しかしこれが4月以降になると状況は一変します。

不動産屋は一気にヒマになりますし、春の不動産需要が高い時期に借りてもらえなかった物件を持つ大家さんや管理会社は、できるだけ早く借りてもらおうという考えにシフトしてきます。
不動産屋は借りてもらって仲介手数料をもらうことで商売が成り立っていますから、できるだけ借りてもらえるように頑張ってくれます。たとえ無職の人であっても。
大家さんや管理会社にすれば、1か月間入居がないだけで数万円の収入が途絶えます。その間にも経費は掛かってくるのでとにかく入居してもらいたいと思うので、普段ならば契約をためらう無職の方でも相談に乗ってもらいやすくなるのです。

無職だったりアルバイトやパートで生計を立てている人は、4月以降に不動産屋を訪ねることをおすすめします。

 

保証人になってもらえそうな人がいない

保証人として最も良いのは親です。
でも親に頼める人ばかりではないですよね。親戚とは全くの疎遠だったり、身寄りがいない人だっています。
そのような人のために家賃保証会社が存在しています。
いまでは連帯保証人を立てていても、家賃保証会社の利用を必須とする大家さんや管理会社も増えました。また連帯保証人は不要としている物件も多く見られるようになりました。

保証人がいないことはあまり気にしなくてもよいといえます。
家賃保証会社の手数料は月額家賃の10%から100%と幅がありますが、手数料が安い場合は1~2年毎に更新、高い場合は更新なしの場合がほとんどです。

保証人を立てられそうにない方は、最初から不動産屋へその旨を言っておきましょう。そうすれば保証人不要で入居できる物件を紹介してくれます。

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