フェリーの予約方法や乗船手続きなどを初めての方にもわかりやすく
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フェリーの予約方法や乗船手続きなどを初めての方にもわかりやすく

フェリー・船

フェリーの予約自体は旅行会社などでできますし、宿泊施設の予約と一緒に済ませられるので便利ではあります。でもフェリーの予約の場合は手数料を請求されることもありますし、割引運賃などをわかっていない旅行会社が多いのも事実です。
また中長距離フェリーでは乗船名簿を提出する必要があるなど、他の交通機関とは違った手続きもあります。
ここではフェリーの予約方法や料金の支払い、乗船手続きや乗船までを順を追って説明します。

 

 

フェリーの予約は各フェリー会社のHPから

冒頭にも書きましたが各旅行会社でフェリーの予約はできますし、宿泊施設やその他施設の入園チケットなども一度に予約して購入できるから便利です。

しかし筆者は過去に、旅行会社で予約したチケットを港の窓口へ乗船名簿と一緒に提出したところ、追加の料金を請求されたことがあります。
期間限定の割引チケットにさらに旅行会社独自の割引を上乗せしたことで2重の割引になっていたのです。
旅行会社独自の割引分を乗船当日窓口で現金払いしたという、旅行開始前に気分の悪い出来事があったのです。

※1996年の神戸から宮崎・日向までの高千穂丸1等洋室での出来事。阪急交通社は他にも団体で予約した近鉄特急の指定席約30席をミスしてくれて、全席指定席なのに全員が立ちっぱなしになるという失態を犯してくれたりもしました。ほかにも数々のミスを・・・

 

旅行会社はJRや飛行機に関してはオンライン端末で予約するために間違いはほぼありませんが、その旅行会社の系列の交通機関以外の予約は今でも電話に頼っていることが多いのでミスが起こりがちですし、電話で予約を取るためか発行するチケット1枚ずつに手数料を課すことも多いのです。

ですのでフェリーの予約は確実な各フェリー会社のHP(または系列の旅行会社)でとることをお勧めします。

以下は長距離フェリー協会加盟の各社のトップページへのリンクです。

 

新日本海フェリー

  • 敦賀ー苫小牧東
  • 敦賀ー新潟ー秋田ー苫小牧東
  • 舞鶴ー小樽
  • 新潟ー小樽
トップページ - 新日本海フェリー|舞鶴・敦賀・新潟・秋田と北海道を結ぶフェリー航路。
舞鶴・敦賀・新潟・秋田と北海道を結ぶフェリー航路。津軽海峡をゆく快適なクルージングをお楽しみください。

 

商船三井フェリー

  • 大洗ー苫小牧(西)
【公式】首都圏↔北海道 商船三井さんふらわあ
商船三井さんふらわあトップページです。マイカーやバイク、ペットと首都圏-北海道の船旅は商船三井さんふらわあが便利お得です。「船旅のたのしさ」をコンセプトに、より充実した船旅をご提供します。

 

太平洋フェリー

  • 名古屋ー仙台ー苫小牧(西)
太平洋フェリー 苫小牧(北海道) 仙台(東北) 名古屋 船旅 お得なプラン クルーズ 貨物
太平洋フェリー トップページ。苫小牧-仙台-名古屋の優雅な船旅を、そして船内で心からおくつろぎいただけるよう、充実したホスピタリティをご提供いたします。

 

阪九フェリー

  • 泉大津ー北九州
  • 神戸(六甲)ー北九州
<公式>阪九フェリー|九州-関西間の船のご予約・運賃

 

名門大洋フェリー

  • 大阪南港ー北九州
【公式】名門大洋フェリー | 大阪・南港から北九州・新門司港までの快適な瀬戸内海のフェリー旅行は、シティライン 名門大洋フェリー
大阪・南港から北九州・新門司港までの快適な瀬戸内海のフェリー旅行は、シティライン 名門大洋フェリー

 

オーシャン東九フェリー

  • 東京(有明)ー徳島ー北九州
東京、徳島、九州を結ぶフェリーならオーシャン東九フェリー
オーシャン東九フェリーは東京、徳島、九州間を4隻のフェリーで結びます。快適な船の旅をみなさまへお届けします。

 

フェリーさんふらわあ

  • 大阪南港ー別府
  • 大阪南港ー志布志
  • 神戸(六甲)ー大分
【公式】関西↔九州 商船三井さんふらわあ
商船三井さんふらわあの船旅…大阪-別府、神戸-大分、大阪-志布志(鹿児島)、を結ぶ商船三井さんふらわあ。マイカーやバイクやペットと関西-九州の船旅 旅行は商船三井さんふらわあが便利で格安です。大阪-志・・・

 

宮崎カーフェリー

  • 神戸(三宮)ー宮崎
【公式】宮崎カーフェリー - 九州の宮崎と関西の神戸を結ぶ宮崎カーフェリーの公式サイトです。マイカーやオートバイでの乗船も可能。ファミリー向けや大学生向けのお得なプランもご用意しております
九州の宮崎と関西の神戸を結ぶ宮崎カーフェリーの公式サイトです。マイカーやオートバイでの乗船も可能。ファミリー向けや大学生向けのお得なプランもご用意しております。

 

ここに掲げた長距離フェリー以外でもweb予約できるフェリー会社が多くなっています。
各社ともにweb予約ではクレジットカード決済が主流ですが、コンビニや銀行ATMでの支払いのほか乗船当日に窓口での決済が可能なフェリー会社もあります。

各社のホームページを見ていただくと、各種の割引が用意されていることが分かります。
JAFなどの優待割引もありますがweb予約のほうが割引率が大きいことも多いので、ぜひ比較してから予約してください。

 

 

乗船場所を確認しておく

鉄道の駅と違ってフェリー乗り場は概して市街地から離れた場所にあるのが一般的です。
市街地から徒歩でフェリー乗り場へ行くのは厳しいことが多いのですが、連絡バスや送迎バスで徒歩客の利便性を図っていることも多くなっています。

これらのバスは出入港の時間に合わせて運行されているので事前に必ず運行時間を確認するとともに、バスの乗り場も必ずチェックしてください。
バスの乗り場が一般の路線バス等の乗り場と違うケースが多いのです。

また連絡バスや送迎バスが運行されていない場合は、路線バスやタクシーを使うことになります。

車の場合は意外とフェリー乗り場へスムーズに向かえることが多いです。
というのもフェリーはトラック輸送でよく使われることから高速道のICや主要道に近いことが多いですし、一般道にはフェリー乗り場の案内標識が必ず出ているので初めてのフェリー乗り場へ向かうときでも迷いにくいのです。

 

ただし同じ港名でも微妙に乗り場が違うケースがあります。

例えば北九州の新門司港の阪九フェリーやオーシャン東急フェリーの乗り場と名門大洋フェリーの乗り場は徒歩で30分ほどの距離がありますし、苫小牧港は商船三井フェリーや太平洋フェリーと新日本海フェリーの乗り場とでは20㎞以上離れていて車で30分ほどかかります。
道路標識にはフェリーの名称と行先も書かれているのですが、やはり事前に乗り場のチェックはしておくほうが無難ですね。

 

長中距離フェリーの場合ですが、乗船場所である待合所には車を積み込まない場合には1時間前までに、車を積み込む場合は1時間以上前(フェリー会社によって異なりますので予約の際にご確認ください)に到着するようにします。
新幹線ならば発車数分前に駅へ行っても間に合いますが、フェリーの場合は乗船手続きも必要ですし、乗船するのも時間がかかるので早めに乗船場所に到着するようにします。

 

車がなければそのまま待合所内へ入っていけばよいのですが、車の場合は係員の指示に従って指示された場所に車を止めて、歩いて待合室内の窓口へ行って乗船手続きを行います。
フェリー会社によっては、乗船手続きを先に済ませてから指定の場所に車を止めるように指示されることも。
この場合は待合所近くに車を止めて乗船手続きを行い、その後に指定された場所に車を止めます。

 


宿泊の予約はじゃらんで!

 

 

乗船手続き

乗船場所である待合室に到着すると、まずは乗船名簿の記入を行います。
乗船券を発行する窓口の前あたりに机が置いてあって、そこには乗船名簿と鉛筆など筆記用具があります。
乗船名簿には名前、住所、連絡先などを記入します。
家族で乗船する場合には家族の名前も記入します。

ただ最近はフェリー会社のHPでweb予約を行い、予約内容に変更がない場合には乗船名簿の提出を省略できるフェリー会社もあります。
web予約された方は予約内容をコピーした用紙、予約番号、web予約の内容が書かれたメールなどフェリー会社が指示した方法で、窓口で予約内容を確認してもらった後に乗船券を発行してもらいます。

 

自動車を積み込む場合は車検証の提示が必要です。
車から降りるときには忘れずに車検証を持って降りましょう。
窓口で乗船券を受け取ったあとは、ご自分の車の中で乗船開始まで待つことになります。

 

なお旅行会社で発行されたクーポンやチケットでそのまま乗船することはできませんので、乗船名簿とともに窓口に提出して乗船券に引き換えてもらう必要があります。

 

 

いよいよ乗船

乗船開始時刻はフェリーによってまちまちですが、早いフェリーでは2時間前から案内されることもありますが、おおむね1時間前までには乗船開始となります。
車なしで乗船する場合は並んだ人から順番に、乗船口からフェリーへと入っていきます。

車の場合ですが、効率よくフェリー内に積み込んでいくために係員の指示に従います。
車の大きさはまちまちですし、大型のトラックの積み込みのほか無人航送といって荷物を積んだトレーラー部分だけを積んだりしますから、限られたスペースと車両数などを勘案して係員が駐車場所を指定します。

車の同乗者は一般的に車とともに乗船しますが、フェリーによっては同乗者は他の徒歩客と一緒に乗船口からの乗船となり、ドライバーと同乗者は別々に船に入っていくこともあります。

なお車を積んでいる車両甲板には航行中は出入りすることができません。
必要なものは忘れないように車から降ろして船室へ向かいましょう。

 

中長距離フェリーの2等は指定となっていることが多いのですが、フェリーによっては自由席となっていることもあります。
※多客期は指定されることが多い
このため少しでも良い区画を確保するために、早い時間から乗船口前に並ぶ人もいます。
どうしてもこだわりの場所を確保したければ並ぶ必要がありますが、夏休みや年末年始を除けばそれほど神経質にならなくても大丈夫です。
グループや家族連れの場合は個室を予約しておくほうが安心できますね。

 

個室を予約している方は、案内所の係員に乗船券を提示してカギを受け取り、部屋の場所を教えてもらいます。
たいていは案内所の前にも係員が数名いますので、船室の場所をたずねましょう。

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