ペイジーは時間を気にせず支払いができる便利サービスです

ペイジー(Pay-easy)の名前は聞いたことがある方も多いと思いますが、いったいどんなサービスなの?という方のほうが多いかもしれません。

2000年頃は各種料金の支払いは銀行や郵便局の窓口で行うことが当たり前でしたが、15時以降は支払えないし土日祝日もダメと時間的な制約が大きいものでした。この時代はまだネット銀行ができたばかりで都市銀行のネットバンキングサービスはまだなく、コンビニで各種料金を支払うといったサービスもなかった時代です。
紙や磁気媒体などによってやり取りをしていましたから、金融機関の窓口以外では民間企業・地方公共団体・官公庁などの収納機関との取引データのやり取りが難しかったようです。

ただし各金融機関ともにATMは広く普及していたことから、ATMを介して金融機関と収納機関とをネットワークで結ぶマルチペイメントネットワーク(MPN)という組織を作り、各種料金を窓口の営業時間外でもATMで支払えるようにしました。
このサービスがペイジーです。今ではネットバンキングからも支払いができるようになり、好きな場所から好きな時間にパソコンやスマホを使って支払いができるというサービスに成長しています。

使ってみるとその便利さに気付かされますので、今回は少しペイジーについて解説してみます。

ペイジーでの支払いが不可なもの

どのような料金でもペイジーで支払うことができれば本当に便利です。
今日が支払期限だと気付いたのが夜だったとしても、ネットバンキングを利用していればスマホやパソコンで手続きすればその場で口座から支払い完了。
本当に便利なのですが、残念ながら企業・地方公共団体・官公庁などの収納機関がペイジーに対応していなければ利用できません。
払込票などにペイジーのマークが付いていれば利用可能です。

ペイジーでの支払いに対応しているもの

ペイジーでの支払いに対応しているのは次のようなものです。

・国民年金保険料
・NHK受信料
・携帯電話の料金(docomo・au)
・保険料(全国健康保険協会や住友生命など)

また自治体によっては以下のようなものも納められます。
・自動車税
・軽自動車税
・住民税
・固定資産税
・国民健康保険の保険料

鹿児島市では市立幼稚園保育料や市立幼稚園バス代、市立高校授業料もペイジーで納められます。

税金以外にも


・ヨドバシ・ドット・コム
・Yahoo!ショッピング(一部のショップ)
・楽天市場(一部のショップ)
・ヤフオク!(「Yahoo!かんたん決済」のインターネットバンキング決済)
・メルカリ
・ラクマ
・ANA
・JAL
・イープラス
・チケットぴあ
・日本中央競馬会(JRA)
・カードローンの返済など

変わったところではアメリカビザ申請料金や
ジャニーズの各アーティスト(グループ)のファンクラブの入会・更新・会員証再発行にともなう入金もペイジーを利用します。

なお税金の払い込みなどは手数料は不必要ですが、その他の払い込みでは手数料が必要なものもあります。

ペイジーの利用方法

ペイジーは金融機関のATMまたはネットバンキングから利用します。

じぶん銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行、新生銀行、三井住友信託銀行、神奈川銀行など一部の金融機関ではペイジーによる払い込みに対応していません。

またコンビニATMやコンビニの窓口ではペイジーサービスは利用できません。

ATM

ATMの画面の「・料金払い込み」または「ペイジーによる払込み」を押します。

※郵便局のATMの場合「手入力」を選択すれば下記の銀行ATMと同じです。「払込書読取」を選択すると下記のような入力はせずに、払込書をATMの払込書挿入口に入れて表示される支払内容に間違いがないかを確認します。

払込票や通販サイトから送られてきた「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を入力します。

※電話番号の入力が必要なことも!

「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」は下の画像を参照してください。

支払内容を確認して間違いがなければ確認ボタンを押します。

現金またはキャッシュカードを選択し、現金の場合はお金をATMに入れ、キャッシュカードの場合は暗証番号を入力します。

最後に出てくる明細票が支払った証拠になりますから、持ち帰って保管しておきましょう。

ネットバンキング

契約しているネットバンキングにログインします。

ペイジーによる支払を選択します。

※金融機関によっては民間への払い込みや国庫金の支払いなど、払い込み先によって細かく分かれていることも。

※収納機関のHPで支払い金融機関を選択してからネットバンキングにログインする方法もあります。

「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を入力します。

支払内容を確認して間違いがないかを確認します。

」や「払込」をクリックすれば入金完了です。

ネットバンキングの場合は明細票がありませんので、支払い完了のページを印刷したりスクショで残しておくことをお勧めします。

ネットバンキングによっては、ペイジーでの支払い完了用の印刷ページが用意されていることも。

ペイジーのメリットとデメリット

ペイジーで支払う場合、振込とは違ってその場で決済が完了します。
特に支払期日の夜であっても、わざわざコンビニに行かなくても家のパソコンで簡単に支払えるのは大きなメリットです。
そして「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を入力するだけなので、ふつうの振込よりは楽に入金できます。
また一部の通販サイトでペイジーが利用できますので、クレジットカードの番号をパソコン入力するのに抵抗がある人には安心感があると思います。

ただクレジットカードでの支払いとは違ってポイントが貯まることもなく、現金または自分の口座から一瞬でお金が引き落とされるのは痛いなぁって思う方もいるでしょう。
最大のデメリットは、ペイジーを導入していない自治体が思いのほか多いことかもしれません。
筆者が居住している市では国民健康保険保険料も住民税もすべてペイジーに対応しておらず、結局はペイジーに対応している他の払込票も一緒にコンビニで支払っています。