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コインパーキングの駐車券をなくしたら高額請求?紛失時の対処法

駐車場

ショッピングモールをはじめ行楽地から役所まで、自動車で出かけて駐車場に止めれば駐車券が発行されることが大半です。
駐車券のあの微妙な大きさのためか、ポケットに入れたりとかカバンの片隅に入れておいたはずなのに、意外となくしてしまう方って多いですよね。
筆者は大手家電量販店へ買い物に行ったときになくしてしまった経験があります。
駐車券をなくしてしまったときに慌てないように、どのように対処すればよいのかを見てみましょう。

大手家電量販店で駐車券をなくした

まずは実体験からお話していきましょう。

筆者が駐車券をなくしたことに気付いたのは駐車場へ向かう途中。
駐車場入口の手前にある事前精算機に駐車券を入れようとしたときのことです。

事前精算機に「駐車券紛失」というボタンがあれば押すところなのですが、残念ながら見当たりませんでした。
そこで事前精算機の「係員呼び出し」ボタンを押しました。

駐車券をなくしてしまったことを伝えると
名前住所電話番号自動車のナンバー買い物した金額
を伝えてほしいと言われました。
買い物した金額はレシートを見ながら伝えましたよ。

「では自動車で精算機の横で停車し、ハザードランプを点けてください。
こちらからカメラでナンバーを確認しますので、確認後バーを上げます。」

実際にはハザードランプを点ける前にバーを上げてくれて、天の声で「お気をつけてお帰りください!」と言ってもらえました。

商業施設での駐車券紛失の場合はやさしい?

商業施設の駐車場って儲けを出すためというより、お金を使ってくれる方がより来やすくするために設置しているという側面が強いですよね。

このためか筆者のように事情を話せば無料でバーを上げて通過させてくれるところや、高くても1000円前後を払えばバーを上げてくれるところが多いです。

買い物で5000円も使ったうえに、駐車券をなくしたからと言って1000円も取られるだなんて・・・

駐車券をなくしたほうが悪いには決まっていますが、商業施設としてはこのような悪い印象を与えてしまうことのほうがマイナスにつながるため、あまり高額の駐車料金を請求しないケースが多くなっているようです。

街中のコインパーキングの駐車券をなくしてしまうと

あまり大きくないコインパーキングの場合はロック板で出庫できない状態にしておき、精算機に駐車スペースの番号を押して精算しますが、規模が大きくなってくると一般的に駐車券方式のところが多いですよね。

コインパーキングは車を止めてもらうことで利益を上げていますから、商業施設の駐車場とは事情が異なってきます。

駐車券をなくした場合の清算料金(補償金)は安いところで2000円程度、高いところでは2~3万円も必要なコインパーキングも意外に多く存在しています。

取りあえずはその料金を支払って駐車場をあとにするか駐車券を見つけるまで徹底的に探しまくるかの二つの選択肢しかないですよね。

なくした駐車券が出てこない場合の出庫の方法

無人のパーキングの場合にはまずは車をバーの前まで移動させて、精算機の「駐車券紛失」とか「駐車券をなくされた方」といった表記のボタンを押します。
これらのボタンがない場合には「呼び出し」ボタンなどを押して、駐車券をなくしたことを伝えます。

するとディスプレイに料金が表示されますので、料金を支払って出庫させます。

理不尽なのが

1日最大1000円のコインパーキングに30分ほど止めただけであっても、数千円とか数万円という清算料金が表示されることです。

この時には必ず領収証を受け取り、なくさないように保管しておきます。
この領収証があればあとで返金される可能性があるのです!

支払った料金を返金してもらう

駐車券をなくして駐車料金を精算した場合、通常の駐車料金より高い金額が請求されることがほとんどです。

この高い駐車料金を返金してもらえるケースがあります。

なくした駐車券が出てきた

いくら探しても見つからなかった駐車券なのに、数日後にカバンのサイドポケットからひょっこり出てきた。あの日もここを見たはずなのに・・・

また車のシートの下に落ちていたり、シートとドアの間に落ちているところを後日見つけることも多いです。

駐車券の表面が見えていればすぐ見つけられたのに、裏側の黒い部分が見えているときは見つけることが困難だったりします。

駐車券を発見したときはその駐車場を管理している事務室等へ出向くか、コールセンターなどに電話します。

出てきた駐車券から入庫時間を確認、出庫時間は清算したときの領収証を確認、そこから駐車時間を計算して本来の駐車料金を算出します。

精算時に支払った料金から本来の駐車料金を差し引いて返金されます。

コールセンターが対応する場合は住所や名前のほか返金の振込先を聞かれます。

また出てきた駐車券と精算した際の領収証を郵送することが一般的です。

駐車券や領収書を確認したのち、1~2週間ほどで指定した口座へ振り込んでもらえます。

なくした駐車券は出てこなかったけど

コインパーキングによっては1日の最大料金が設定されていることがありますが、駐車券をなくした場合の料金ってこの最大料金を上回っていることがふつうです。

そこでコインパーキングのコールセンターに電話をして、精算した料金から1日の最大料金を引いた差額を返金してもらえないかを尋ねてみます。

タイムズやNPCといった大手のコインパーキング業者ではこのような返金に対応していることが多く、取りあえずは尋ねてみる価値は大ですよ。

この場合でも清算料金の領収証の郵送は必須だと思っていて間違いはないでしょう。

予約制の駐車場ならば駐車券はありません

都市部を中心に、空いた駐車場を格安で貸し出すサービスがあることはご存知ですよね。

駐車場のオーナーが駐車場予約サービスの会社と契約するもので、利用者は駐車場予約サービスに登録の上で利用したい駐車場を予約し、利用代金はクレジットカードで決済するというものです。

駐車券は無くスマホで予約した駐車場の詳細が分かりますし、出庫の際に現金とくに小銭を用意する必要もないので、とにかく入庫も出庫も大変スムーズ。

まるで自分の駐車場に止める感覚で利用できます。

スポーツ観戦やライブ参戦などのさいの会場周辺の駐車場はどこも満車になり、駐車場難民になってさまよい走ることに。

あらかじめ駐車場を予約しておけばこのような心配も必要ありません!

それに元から駐車券なんてありませんから、なくすという心配もありませんしね。

  

まとめ

無人のコインパーキングで駐車券をなくした場合は、精算機の「駐車券紛失」などのボタンがあればそれを押して清算料金を支払って出庫します。
ただしこの料金は1日最大料金よりも相当高い場合が多いので注意が必要です。
なくした駐車券が出てきた場合や、大手のコインパーキングで1日最大料金より高い清算料金を支払って出庫した場合には返金されることもあります。
いずれにしても精算時の領収証の提出が必須となるので、とにかくなくさにように注意しましょう。

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