修正テープははがせるの?修正テープや修正液の落とし方
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修正テープははがせるの?修正テープや修正液の落とし方

雑学

修正テープや修正液を机の引き出しに常備していたり、ペンケースの中に入れている人も多いのではないでしょうか。
今やボールペンなどで書いた文字を修正するための必須なアイテムとなった感のある修正テープや修正液ですが、どうしても貼った修正テープをはがす必要が出たり、不用意に修正液がポトンと落ちて取らなきゃいけなくなることってありますよね。
そこで修正テープや修正液の落とし方を伝授します。

 

 

修正液の落とし方

最近は修正テープのほうが気楽に使えるからか、修正液を使う人って少なくなっているような気がします。
でも一文字だけの修正など細かい部分の修正には修正液のほうが便利です。
修正液はペンのタイプのものは文字の修正など細かい部分に、先端がハケのようになっているものは絵の修正など広い部分の修正に用いるなどうまく使い分けたいところ。

でも液体のために思わぬところに着いてしまったり、ボトルを倒して広範囲を汚してしまうこともありますね。
乾ききらないうちに触れて指に修正液が着くこともよくありますし。

 

紙に着いた修正液を落とすには

ゼブラのサイトには紙に付着した修正液は落とすのが難しいと書かれています。
紙の繊維に修正液が絡まってかたまるためで、修正液を落とす際にどうしても紙を傷めてしまうのです。
しかし次のような方法で落とすことが出来るかもしれません。

 

修正液のうすめ液

100均でも入手可能です(成分はメチルシクロヘキサンで同じ成分のシールはがし液でも代用可)
綿棒などにふくませて、少しずつ付着した修正液を薄めるように塗ってはティッシュなどでに吸い込ませるような感じで拭き取っていきます。
ただし紙にシミができることがあるので、事前に別の紙で試してからにしてください。

 

砂消しゴム

修正液をよく乾かしてから(ドライヤーなどで温めると早いですね)、砂消しゴムで修正液の部分を削っていきます。
削りすぎると字どころか紙が薄くなって破れることも。

 

爪楊枝や針

修正液をよく乾かしてから、根気よく修正液の端っこの方から削り取っていきます。
ある程度の力を入れなきゃ取れないし、力を入れすぎたら紙が破れることに。
ものさしの角を使ったり、カッターの刃を立てて削り取っていく方法もあります。

 

無水エタノール

無水エタノールは水がほとんど混じっていないエタノールで、揮発性が高い溶液です。

無水エタノール エタノール99.5vol%以上
エタノール エタノール95.1~96.9vol%
消毒用エタノール エタノール76.9~81.4vol%

 

修正液をよく乾かしてから、綿棒などにしみ込ませて少しずつ落としていきます。
除光液でも可能です。
紙の質によっては変色することがありますので、事前に別の紙で試してからにしてください。

いずれの場合も修正液の下の文字が読めなくなったり、紙自体を傷めるなど修正液だけを取ってしまうことはかなり難しいです。
ダメもとのつもりで試してください。

 

 

手に着いた修正液を落とすには

手に着いた修正液を落とすには、ぬるま湯と石鹸で少しずつ落としていくのが王道です。
スクラブ入りの洗顔料のほうが石鹸やハンドウォッシュよりは落としやすいです。

もう少し落としやすいものとしては、キッチン周りなどで使うクリームクレンザーがあります。
でもお肌の弱い方にはおすすめできないですね。

指紋やシワなどに入り込んでかたまった修正液は、時間とともに少しずつ落ちていくという感じですね。
すぐにキレイに落としたい場合には除光液を使います。
スパっと落ちてくれるのですが、落とした後のケアをきちんとしないとガサガサな手になってしまいますよ。

 

服に着いた修正液を落とすには

基本はクリーニング店でドライクリーニングで落とすことになります。
やっぱりプロに頼むのが一番です。

少々生地が傷んでも良いという方は、修正液が完全に乾くまで待ってから手で生地をこすり合わせてください。
すると乾いた修正液がポロポロと落ちてきます。
そして白っぽく残った色(シミ)は歯磨き粉を付けて指先でもみ、水で洗い流してください。
仕上げは歯ブラシでこすります。

 

机やテーブルに着いた修正液を落とす

机やテーブルは表面がニス仕上げなどコーティングされていると思います。
またプラスチックや金属面も似た状態です。
この場合は修正液が完全に乾くまで待ってからふつうの消しゴムでこすってみましょう。
コーティングされていると修正液がしみ込んでいかないので、表面にのったまま固まっている状態です。
なので消しゴムを使ってそぎ落としていくのです。

その他にも爪楊枝や針、ものさしの角やカッターの刃を立ててそぎ落としていきます。

除光液や無水エタノールでも落とせます。
ただ除光液だと机などの表面のコーティングまで落としてしまいますし、プラスチックだと変色や変形などの原因にもなりますので使用しない方が無難です。

表面がコーテイングされていない木の場合、修正液はしみ込んで固まっていますから落とすのは大変難しいです。
修正液のうすめ液を用いて目立たなくすることはできるかもしれませんが、完全に除去するのは厳しいと思われます。

 

 

修正テープの落とし方

修正テープを落とす、除去するとなるのは主に紙に貼り付けたものですね。
しかし修正テープはすぐに貼りついて取れなくなり、さらにテープの上からすぐに字が書けるというモノ。
それでも修正液よりは落としやすいかもしれません。

 

修正テープはがし

紙に貼った修正テープを落とすための「修正テープはがし」が市販されています。
消しゴムと同じ感じでこすると修正テープが取れます。
あまり力を入れすぎると下の文字までこすれて無くなってしまうので注意しましょう。

 

セロハンテープ

修正テープをよく乾かしてから、修正テープの上にセロハンテープを貼ってははがします。
あまり粘着力の強いテープを使うと紙が破れるので、セロハンテープなどを用います。
一気にはがそうとせずゆっくりはがしていきましょう。

 

消しゴム

修正テープが乾いてからになりますが、消しゴムでこすると修正テープが少しずつ取れていきます。

セロハンテープであらかたの修正テープを取ってから、仕上げに消しゴムでキレイに除去するのがおすすめです。

 

砂消しゴム

砂消しゴムでこすれば取れますが、ただ紙まで削り取ってしまう可能性が高い点に注意しましょう。

 

ハンドクリーム

修正テープの上にハンドクリームを塗ると、修正テープが取りやすくなります。
ハンドクリームが修正テープにしみ込むまでしばらく待つのがポイントです。
ただしハンドクリームの油分が紙にしみ込んでしまいシミになる危険性が。

 

フリクション

「こすると消えるフリクション」で有名な、消すことが出来るペンです。
フリクションで書いた文字などを消すためのゴムがフリクションに付いていますが、このゴムで乾いた修正テープをこすると取りやすいです。

 

 

紙以外に貼りついた修正テープを落とす

紙以外に付いてしまった修正テープの取り方ですが、手に付いた場合は石鹸とぬるま湯で手洗いします。

机やテーブルに着いた修正テープはハンドクリームを塗ってしみ込むまで待ち、あとは軽くこすれば取れます。
または修正テープが乾いてからふつうの消しゴムでこするのも良い方法ですよ。

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