メダカ屋外飼育では雨が入らないほうが良い?注意すべき点をまとめました

メダカ

本格的なビオトープを作ってメダカ飼育を楽しんでいる方や、ビオトープとまではいかなくてもベランダなど屋外に容器や水槽を出してメダカ飼育を楽しんでおられる方も多いことでしょう。

メダカを屋外で飼育するときに気になることの一つに、容器内へ入り込む雨水の問題があります。

メダカなんて自然界に生息している生き物なんだから雨なんて気にしなくてもいい

特に都市部では酸性雨のことが気になるし、メダカに悪影響を与えないだろうか

メダカを屋外で飼育する際の雨の問題について見ていきましょう。

 

 

酸性雨

日本の酸性雨の原因といわれる硫黄酸化物ですが、中国由来が全体の半数近い量を占めるとする結果も発表されています。

中国に近いのは九州や本州の日本海側ですから、都市部だけの問題とは言えないと思います。

だからと言ってあまりにも怖がりすぎるのもどうかと思いますし、逆にメダカには全く影響がないとも言えません。

実際のところ酸性雨を怖がるのではなく、たとえ酸性に傾いていない雨だったとしても、屋外飼育の容器内に大量に雨が入ることを警戒するほうが良いと思います。

 

 

大量の雨水が降り注いだ結果

我が家ではマンションの狭いベランダに約60Lの容量の容器を置いてメダカを飼育しています。

数年前の豪雨の時ですが、ベランダに15Lのバケツを置いていたところ約20分ほどで満水になりました。

この時ベランダの屋外飼育のメダカ容器には蓋をしていませんでした。

 

翌朝雨も上がったことだしメダカの様子を見てみると、なんと5匹ものメダカがひっくり返って浮いているのです。

底を見るとさらに死んでいるメダカが多数。

前日まではメダカ容器の水はやや緑っぽい色になっていたのですが、この時の水は透き通っており、一見すると水はきれいになったように感じました。

底に沈んでいるメダカをすくい上げるために手を入れると、夏とは思えないくらいに水温が低下しています。

何とか生き残ったメダカたちも、容器の底の隅っこのほうにかたまってじっとしていました。

 

酸性雨ではなかったけど

私はこの時酸性雨を疑いました。

水質が極端に酸性に傾いたのが原因だろうと思ったからです。

子供が持っていたpH試験紙を使って調べてみたのですが、結果はほぼ中性の色を示しました。

酸性雨が原因ではなかったのです。

研究者ではないのでこれ以上の原因究明はできませんが、考えられることとしては

  • 大量の雨水によって水温が一気に低下した

そして

  • 大量の雨水が降り注いだことで容器内の水の環境が激変してしまった

この2点が原因ではないかと推察しました。

 

 

水合わせや水換えの時の要領を考えると

屋内飼育の場合でも同じですが、新たに入手したメダカを水槽に入れる時には、袋などに入った状態でしばらく浮かばせておきます。

これは水温を同じにするためです。

そしてしばらくしたら、メダカが入っている袋などにこれから入れる水槽の水を少し入れます。

これは水に慣れさせるためです。

 

また水替えの時には1/3以上の水を換えないことが基本ですが、これは水中のバクテリアやプランクトンの減少、急激なpHの変化を起こさないためです。

 

酸性雨ではなくとも、今メダカが住んでいる水と性質が大幅に違う雨が大量に入れば水温も水の成分も激変してしまい、その変化についていけなくなったメダカが死んでしまったのではないか。

急激で大幅な環境の変化はメダカの死をもたらす、そう考えても間違いではないだろうと考えています。

 

 

多少の雨ならばあまり影響はない

数年前の一件以降も、多少の雨ならば容器に蓋をすることはありません。

酸性雨だとしても、容器に入っている水に対して少量の雨ならばあまり神経質になる必要はないと考えます。

実際に小雨程度ならばメダカにおかしな兆候が現れることはありません。

 

ただし長い時間降り続くときは注意したほうが良いでしょうね。

雨が多量に降り注ぐことによってバクテリアやプランクトン類の減少など、メダカの生活環境が変わってしまう可能性がありますから。

 

 

また急激に強く降る雨は要注意です。

水温が急激に低下するおそれがあります。

本降りが予想されるときや、強い雨が降る恐れのある時はメダカのいる容器に雨が入らないように対策するほうが無難です。

小雨程度ならば気にしなくても大丈夫です。

 

台風や線状降水帯などで豪雨が予想されるときは、メダカの容器に雨が大量に入らないように蓋をするなど対策をしておきましょう。

 

 

あふれ出る水に注意

筆者は屋外飼育の容器には小さめの穴をいくつか空けています。

雨によって容器内の水かさが増えてしまい、メダカも一緒に流れていかないようにする対策のためです。

小さな穴なのでメダカの成魚が通り抜けることはありません。

基本的には大雨になりそうなときには蓋をして雨が入らないようにしてはいますが、蓋をするのを忘れていたり、蓋がずれて雨がたくさん入ったときの対応としての穴です。

 

穴を空けるのは面倒だし、そもそも容器の種類(睡蓮鉢など)によっては穴なんて空けられないことも。

この場合には縁に雑巾などをかけておきます。

タオルなど長い布を掛けるときには注意しましょう。

縁に掛けた布などの内側の先端部分(この画像だと赤い線)より上にある水はすべて外へ排出されてしまいます。

サイフォンの原理によって水位の高いほうから水位の低いほうへ流れるためで、縁にかけるときは内側の布の位置に注意してください。

風邪で飛んで行かないように洗濯ばさみなどで挟んでおけば安心です。

この方法ならばメダカが流れ出てしまう危険性も皆無ですからね。

 

 

屋外飼育のメダカと雨

屋外でメダカを飼っているとしても、雨に対してそれほど神経質になる必要はありません。

ただし多量の雨と強く降る雨には注意が必要です。

飼育環境の変化や水温の急降下によって、メダカが耐えきれなくなるおそれがあります。

また雨によって水があふれるオーバーフロー対策も大事です。

穴を空けられれば良いのですが、無理な場合は雑巾などをかけて対策しておきましょう。

メダカがオーバーフローとともに流れ出てしまうことがないように。

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