JRの通勤定期券は区間を分けて購入(分割購入)すると安くなる!
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JRの通勤定期券は区間を分けて購入(分割購入)すると安くなる!

定期券

定期代を安くする方法として区間を分けて購入する二分割定期券はすでに有名ですね。
A駅からC駅までの定期券を購入するのではなく、A駅からB駅までとB駅からC駅までというふうに区間を分割して購入すると安くなることがあるのです。

一般的に言われているのは、東京や大阪周辺の区間では電車特定区間、山手線内、大阪環状線内を発着となる場合には運賃を引き下げており、この区間を含む場合には分割すると安くなるケースが多いというもの。
また東京・名古屋・大阪周辺には区間を指定して運賃や定期料金を下げている特定区間もあり、これらをうまく組み合わせるように分割することで定期代を安くするということが紹介されています。

では電車特定区間・山手線内・大阪環状線内・特定区間が絡まなければ定期代は安くならない?
いえいえ、そんなことはありません

都市部に限らず地方の路線でも区間を分割して購入すると、定期代が安くなる区間がたくさんあるのです!

※2019年10月消費増税後の定期運賃を記載しています

電車特定区間は元々安いけどさらに分割

電車特定区間の定期代はかなり低く抑えられています。

 

たとえば立川駅から東京駅までの営業キロは37.5㎞あるので、本来(幹線)の通勤定期代は1か月で20170円ですが、立川駅も東京駅も電車特定区間に含まれているため1か月の定期代は19020円と11500円も安く抑えられています。

しかし立川駅~東京駅までの通勤定期券を立川駅~東中野駅と東中野駅~東京駅までに分割して購入すると、立川駅~東中野駅の1か月通勤定期は11850円、東中野駅~東京駅の1か月通勤定期は6580円で2枚で18430円となり、分割することで500円以上安く抑えることができます。

 

同様に船橋駅から新宿駅までは30.4㎞あり両駅ともに電車特定区間に含まれているため、1か月通勤定期は16110円ですが、船橋駅~両国駅と両国駅~新宿駅に分割した場合の1か月通勤定期は9220円と6580円なので2枚合計で15800円で310円安くなります。

1か月定期券なので差額は微々たるものかもしれませんが、6か月定期券となると差額は当然もっと大きくなります。

 

立川駅~東京駅の例で6か月定期券は93270円、分割すると2枚合計で88530円と4000円以上の差に。

また船橋駅から新宿駅では6か月定期券は80620円、分割すると2枚合計で75880円とやはり4000円以上の差になります。

 

特定区間を含む場合は分割して安くする

特定区間は東京・名古屋・大阪周辺で区間を指定して特に安くしており、私鉄との料金面での対抗のために設けています。

 

京都駅~大阪駅間は特定区間になっています。

京都駅の一つ隣の山科駅~大阪駅の1か月通勤定期は23950円、6か月通勤定期は123560円です。
山科駅~京都駅と京都駅から大阪駅で通勤定期券を分割した場合
山科駅~京都駅の1か月通勤定期は5600円、6か月通勤定期は26920円
京都駅~大阪駅の1か月通勤定期は16840円、6か月通勤定期は80780円

分割した定期券は1か月で22440円で1500円以上お得になりますし、6か月通勤定期だと107700円となんと15000円以上安くなります。

なぜ分割したほうが安くなるの?

特定区間の例では指定された区間(上記の例では京都駅~大阪駅)の定期代が極端に安いため、分割すれば安くなるのは何となくお判りいただけると思います。

ですが同じ電車特定区間内発着で特定区間は含まれていないのに(上記の例では立川駅~東京駅と船橋駅~新宿駅)なぜ分割したほうが安くなるのでしょうか。

 

定期料金は原則1㎞ごとに設定し、本来は定期券を分割購入しても安くならないハズです。
ところがJRでは1~3㎞・4~6㎞・7~10㎞・11~15㎞・16~20㎞・21~23㎞・24~25㎞のような定期券の料金設定をしている区間(距離)があります。
幅を持たせている場合の定期料金は原則各区分の中央値または最も短い距離の料金とします。

11~15㎞ならば中央値の13㎞(最も短い11㎞かも?)の料金を適用しているので、本当は14㎞とか15㎞の距離がある場合には少しだけ安くなるのです。

また1か月定期券では区間を分けて購入しても極端な差は出にくいかもしれませんが、JRの6か月定期券は割引率が大きいので分割した場合の差も大きくなるのです。

電車特定区間以外では区間を分割しても安くならない?

先ほども説明しましたが、JRでは定期料金の設定に際して一部の距離では1㎞ごとにはなっていません。
これは東京や大阪の電車特定区間に限った話ではなく、幹線や地方交通線でも同様となっています。

 

例えば仙石線の仙台駅~野蒜駅間の通勤定期料金は1か月17810円、6か月85540円です。
これを仙台駅~下馬駅と下馬駅~野蒜駅と分割すれば、1か月通勤定期券の合計は17160円、6か月定期券の合計は82360円となり、二分割のほうが650円と3180円安くなります。

 

また地方交通線の姫新線 姫路駅~三日月駅間の通勤定期料金は1か月が20460円、6か月が98220円です。
この定期券を姫路~本竜野駅と本竜野駅~三日月駅に分割すると、1か月通勤定期券は合計で19800円、6か月定期券は95020円となり、二分割のほうが660円と3200円安くなります。

 

このように通勤定期券を分割すると安くなるのは電車特定区間などだけではなく、利用する距離と区間によってはその他の路線でも安くなることがあるのです。

1か月定期券はダメだけど6か月定期券ならば分割するほうが安い

いったいどのような料金設定になっているのか分からないのですが、通勤1か月定期券や3か月定期券では分割しないほうが安いのに、6か月定期券の場合には分割するほうが安い区間が多数あります。

小田原駅~三島駅 1・3か月定期券は分割すると高いけど、6か月定期券は小田原駅~真鶴駅と真鶴駅~三島駅で分割すると98220円が95020円になります。

広島駅~岩国駅 1・3か月定期券は分割すると高いけど、6か月定期券を広島駅~五日市駅と五日市~岩国駅で分割すると110880円が107700円になります。

どうやって分割する区間を調べるの?

JRの運賃表などを片手に調べまくったら答えは出るのですが、さすがに面倒だし時間もかかります。

そこで乗車券分割プログラムの実行というサイトを使うと簡単に分割すべき駅がわかります。

慣れないとお目当ての駅が出てきませんが、これはJRの正式な路線名称を使用しているためです。

正式名称では山手線は品川駅~田端駅、田端駅~東京駅は東北本線、東京駅~品川駅は東海道本線というような感じです。

上記の例で立川駅から東京駅までの定期運賃を調べる場合

中央本線で立川駅から新宿駅まで、山手線で代々木駅まで、中央本線で神田駅まで、東北本線で東京駅までを順番に指定していきます。

二分割で定期券を購入すると定期券は2枚になるの?

分割定期券は基本的には磁気定期券(紙の定期券)によって分割した区間ごとに発行されます。

このため3分割にしたほうが定期代が安くなるのであれば、定期券を区間ごとに3枚発行してもらえばOKです。

自動改札は入場した駅の情報がなければ下車駅では自動改札の扉が閉まってしまいます。

2枚も3枚も所持していると入場した駅の情報は別の定期券に入力されていて、降りるときには入場した情報が入っていない定期券で降りることになります。

このため定期券を発行してもらう時などに、入場情報がなくても降りられるように定期券に処理をあらかじめしてもらう必要があります。

SuicaやICOCAの場合

SuicaとICOCAについては、1枚のカードで2区間の定期券の情報を入れることができます。
立川駅~東中野駅~東京駅や山科駅~京都駅~大阪駅といった二分割の定期券を、1枚のSuicaやICOCAに載せることができます。

また分割して購入した2枚の磁気定期券をSuicaやICOCAに載せ替えることもできます。
ただし2枚の磁気定期券の期限が同じであるなど、いくつかの条件がありますので注意してください。

まとめ

JRの通勤定期券の区間を分割して購入すると、通しで購入するより安くなることがあります。
これは東京や大阪などの都市部における電車特定区間だけではなく、地方の路線でも同様に安くなることがあります。
また1・3か月定期券の場合は分割すると高くなるのに、6か月定期券を分割すると安くなるケースもあります。

以前は磁気定期券(紙の定期券)でしか分割定期券は購入できませんでしたが、現在はSuicaとICOCAでは1枚ののカードに2区間に分割した定期券を載せることができます。

ただし、分割して定期券を購入できるのは通勤定期券だけです。
通学定期券は学校の最寄り駅から自宅の最寄り駅までと制限されていますので、区間を分割して通学定期券は購入できません。

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